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結婚式準備

結婚式の招待状とは?

招待状とは、結婚式の日時や場所を知らせる正式な案内状のことを指します。
結婚式の案内だけではなく、新郎新婦の想いや雰囲気を伝えることができる、とっておきのアイテムでもあります。
こちらの記事では、少し取り掛かるのが難しい、紙の招待状についてご紹介いたします。

準備するもの

・本状
・返信用はがき
・式場についての案内状
・付箋(依頼状) ※必要に応じて
・切手(2024年10月以降の値上りに要注意)
・芳名カード ※必要に応じて
・封筒

本状

招待状のメインとなるもの。結婚式に参列してほしいというご挨拶と、ゲストを招待するのに必要な情報(日時、会場場所、返信ハガキの返送期日など)を記載します。
浮月楼では、ご挨拶文例をいくつかご用意しています。また、定型文の内容を変えることもできますので、新郎新婦様に合わせた招待状づくりが可能です。

本状において、基本的なマナーとしては、下記が挙げられます。
①句読点「、」「。」はしようしない。「、」の代わりに1文字分スペースを取る。
②返信期日は「当日1ヶ月前の大安の日」に設定する。
③差出日の記載は「○○年○○月吉日」とする。
④時間は午前/午後と表記。 例:12時→正午 13時→午後1時
⑤「私たち」「わたしたち」など、漢字とひらがなの表記を統一する。

返信用はがき

ゲストが結婚式の出欠を記入して返事をするためのはがきです。
出欠のほかに、ゲストの名前、住所、アレルギーの有無なども記入できる欄を設けることで、その後の打合せやゲスト管理に大変役立ちます。

式場についての案内

式場までのアクセスや駐車場についての案内用紙です。浮月楼では新郎新婦様のお手間を省くため、こちらの案内用紙を無料でご準備しております。

付箋(依頼状)

本状に書かれたこと以外に伝えたい情報は、付箋(又は依頼状)と呼ばれる名刺ほどのサイズの小さなカードに記載し同封します。
ゲスト全員ではなく、一部のゲスト宛に送ることが多いです。
例:受付係、披露宴乾杯の発声、披露宴祝辞、披露宴余興 などの依頼
直接ゲストに依頼をしたうえで改めて招待状に同封するとより丁寧です。

切手(2024年10月以降の値上りに要注意)

封筒と返信はがきには必ず切手を貼ります。
お祝いの柄が印刷されている慶事用の切手を買い、はがきに貼ることがお勧めですが、官製はがき(切手がすでに印刷されているはがきのこと)でも問題ありません。
また、2024年10月1日以降は郵便料金が変わるため、浮月楼では、返信ハガキの受取日が10月以降の場合には切手の料金も新料金にてご案内をしております。

※2024年10月1日以前
63円切手→はがき
84円切手→25gまで
94円切手→50gまで

※2024年10月1日以降
85円切手→はがき
110円切手→50gまで

芳名カード(ゲストカード)

芳名カードとは、ゲストのお名前や住所を記載していただくカードのこと。招待状に同封し事前に書いていただくことが多いです。
芳名帳は結婚式当日に受付で名前を記入してもらいますが、芳名カードの場合は、事前に書いて持参してもらうので、その場で名前を書く手間が省け、受付の混雑解消にもつながるメリットもあります。
芳名カードの多くは新郎新婦に向けたメッセージを書くスペースがありますので、新郎新婦にとって思い出に残るアイテムの一つにもなります。
浮月楼でも芳名カードのご準備がございます。結婚式後、専用ボックスに入れてお渡ししております。

封筒

招待状などの大きさに合わせて準備をします。
封筒の表面には宛名、裏面には送り主を書きます。

①手書きの際は毛筆を使うとより良い。
②印刷の際はカジュアルな書体や細い書体ではなく、明朝体などのカッチリした書体を使う。
③郵送する場合、封はのり付けして、封緘(ふうかん)シールを貼るとより良い。
④封筒の裏側に記載する送り主の氏名は、入籍が済んでいて「姓」が変わっている場合は新姓で書き、名前の右側や下側に(旧姓:○○)と記載することが多い。
⑤ご家族やご夫婦でご招待する際の宛名は連名で記載する。

封筒の書き損じには注意!

封筒の表書きは毛筆書きが正式と言われていますが、最近では印刷で済ませる方も多くいます。
また、毛筆書きを引き受けている「筆耕」に依頼をすることも可能です。
もし、ご自身で書く際は、お名前やご住所の書き損じに注意しましょう。
予備の封筒を2~3部用意しておくと、より良いでしょう。

発送日と返信期日の目安

発送日は当日の2ヶ月前、返信期日は当日の1ヶ月前の、大安の日に設定します。

発送日
「1月吉日」のように表記します。
ただ、月末に発送をする際は、配達日数によっては月をまたぐ事もありますので注意が必要です。
例えば、招待状には「1月吉日」と表記してあり、2月上旬に届きそうな場合は、少し早めの大安の日に発送したりして調整しましょう。もちろん、月をまたいで届くことは問題ありませんが、なるべく表記したとおりにゲストに届くように準備することがおすすめです。
必ず郵便局の窓口で発送手続きをしましょう。
ただ、大安の日がお仕事などで郵便局にいけない場合は、ご都合の良い「友引」「先勝」といった他の縁起が良いとされる日に発送しても構いません。

返信期日
「1月1日」のように詳しい日付で、必ず大安の日を指定します。
大体の場合は期日以内に返信がきますが、中にはお仕事など、それぞれのご都合で返信が間に合わない方もいらっしゃいます。
ただ、あくまで「目安」でございますので、期日までに返信がきていないと準備が間に合わない訳ではありません。
もし期日までに返信がきていない方がいらしたら、慌てず、直接ご連絡してみましょう。

オンライン(Web)招待状

近年では紙の招待状だけではなく、オンライン招待状というものも人気になってきています。
無料で準備ができるサイトやアプリが豊富にあり、お好みのデザインやお写真とともに皆様にご招待のご挨拶ができます。
ただオンライン招待状は、スマートフォンにあまり慣れていないゲストには不向きとなりますので、親族の方は紙で、友人の方はオンラインで、と送り分ける事も増えてきています。
浮月楼ではオンライン招待状の場合でもご相談にのったり、内容の確認をしておりますので、安心して皆様にお送りすることができます。

まとめ

招待状についてご紹介いたしました。
招待状は、御結婚式をする上で新郎新婦様からゲストの方に送る初めてのアイテムです。
皆様にご招待をすることと、あわせて新郎新婦様の想いも伝えることができる大切なアイテムとなります。是非こだわってご準備されてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者: 浮月楼 ブライダル課

浮月楼は明治時代から130年続く静岡の料亭・結婚式場で、これまで約1万組の結婚式・披露宴プロデュースに携わってまいりました。 当館にて挙式・披露宴を予定している新郎様・新婦様のお二人はもちろん、御婚儀を控えた皆さまのお役に立てるよう、御婚儀に関する情報の発信をしております。

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