”懐石料理”を愉しむ 料亭が大切にしていること
ご来館いただく時季だからこそ楽しめる⾷材や静岡の地の物を、当館ならではのお料理として召し上がっていただくこと。
静岡駅前に現存している徳川慶喜公屋敷跡の庭園で歴史の面影にふれること。
間もなく咲く花・散りゆく花と庭園の草⽊を眺めながら季節のうつろいを感じること。
お⾷事を召し上がっていただく皆様とその瞬間をお愉しみいただくこと。
徳川慶喜公屋敷跡でもある史跡料亭 浮月の愉しみ⽅は様々です。
皆様のご来館をお待ち申し上げます。
当館では、日本の文化や慣わしの基となっている二十四節気という概念を大事にしております。その季節の旬の物をお客様に召しあがっていただくために月に一度、お料理の内容・お品書きをかえ、お客様へお料理を提供させていただいております。
メニュー料亭は完全個室のお部屋をご案内させていただいているため、お部屋ごとに軸や花器が異なり、季節や時季に応じて変わります。また当日は、お越しいただくお客様には仲居や料理人がお料理のご説明や取分けをいたします。
お部屋のご案内料理人は、新しい食材との出会いを求め、組み合わせ、創意工夫をもって仕上げていきます。すべての日本料理に共通することですが、私の味のこだわりは、「出汁」です。料理のベースとなる出汁にこだわり、忠実に基本を守り、そして新しい和食文化をお客様へ心を込めて提供致します。常に進化し続けることを目標に伝統を守り、革新を日々探しております。お越しいただくすべてのお客様に特別な時間をお愉しみいただけるよう、心よりお待ちしております。
日本平ホテルにて修行を積んだ後、ホテルセンチュリー静岡副料理⻑や、旬輝料理⻑を経て、ハイアットリージェンシー東京日本料理・鮨・鉄板焼きの料理⻑を歴任し、2021年9月より、浮月楼の料理⻑に就任。