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挙式・披露宴関連

鏡開きについて

鏡開きとは、清酒(日本酒)の入った樽のふたを、木槌を用いて開く演出です。

鏡開きとは

鏡開きには、「鏡(樽)を開くことによって、これからの運が開ける」という意味が込められており、結婚式以外でも新築家屋の上棟式や地域のお祭りなど、和の祝い事で取り入れられる事が多いです。
また、樽のふたは丸く平らな形であることから古くより「鏡(鏡板)」と呼ばれています。
なお、鏡は昔から魂が宿る大切なものとされているため、「開く」と表現します。

鏡開きを実施する際の流れ

浮月楼での鏡開きの演出は、披露宴序盤、乾杯の前の段階として行うことが多いです。
まず司会者のアナウンスで、新郎・新婦様はお席から樽の前にご移動いただきます。
次に、新郎・新婦様には木槌(きづち)をお手元にお持ちいただき、ゲストの皆さまとともに鏡開きの発声のリハーサルをします。
鏡開きの掛け声は、「そーれ」という司会者の声に続いて、「よいしょ、よいしょ、よいしょ」と3回皆様に発声いただき、発声に合わせて木槌を振りおろしていただくことが当館の場合には多いです。
そして、3回目の「よいしょ」で樽酒の蓋を目がけて木槌を振りおろします。回数については諸説ありますが、日本では奇数が縁起の良い数とされている為、奇数で実施することが多いです。

鏡開きを実施する様子

新郎・新婦様のお二人で開いていただくのはもちろん、ゲストの方々とともに一斉に開いていただくことも可能です。
お二人の門出を皆様に盛り上げていただけます。

鏡開き後の升での乾杯

また、当館にて樽酒をおたのみいただく場合のみ、四合瓶・一升瓶の空き瓶を用意することもできます。
披露宴中に樽のお酒を全て開けきるのが難しい場合には、当館スタッフにて、空き瓶へ詰め替え、ご参列いただいたゲストのみなさまへ、サンクスギフト等とともにお持ち帰りいただくこともできます。

樽の大きさとお酒の種類

当館では、鏡開きを実施する際は会場の大きさによってご案内をする樽の大きさを変えてご案内することが多いです。
そのため、一斗一斗樽または、二斗一斗樽をご案内することが多いです。

樽の大きさについて
一斗一斗・・・一斗(18L入る樽)に、一斗(18L)のお酒が入ったもの
二斗一斗・・・二斗(36L入る樽)に、一斗(18L)のお酒が入ったもの

お酒の種類について
また、樽のお酒については、当館では、出世城をご案内しております。
名づけのもととなった「出世城」は実際に現存するお城で、徳川家康公が17年間在城し出世の礎を築いた城の別名です。
他にも、ご希望のお客様には、ご自身で手配いただく必要がございますが、お持込の樽酒についても承っております。お持ち込みをご希望の場合は、担当プランナーまでご相談ください。

まとめ

鏡開きは、これからを共に生きる新郎・新婦様の運が開くように、との思いが込められた演出です。
新郎・新婦様のお二人の鏡開きをゲストのみなさまに見守っていただくのはもちろんのこと、ゲストの皆様に参加してもらい賑やかなセレモニーにすることもできます。
普段、ニュース等で鏡開きの演出を見る機会はありますが、実際にやる機会はなかなかないであろう「鏡開き」。
披露宴の際に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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この記事の執筆者: 浮月楼 ブライダル課

浮月楼は明治時代から130年続く静岡の料亭・結婚式場で、これまで約1万組の結婚式・披露宴プロデュースに携わってまいりました。 当館にて挙式・披露宴を予定している新郎様・新婦様のお二人はもちろん、御婚儀を控えた皆さまのお役に立てるよう、御婚儀に関する情報の発信をしております。

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